キャッシュレスも進み、電子マネーでのショッピングを楽しむ消費者も増えているのではないでしょうか。今回は、電子マネーやポイントをプレゼントや景品として販促利用できるデジタルギフトについてご案内します。
デジタルギフト送付の仕組みとは?
デジタルギフトは、キャンペーン賞品や謝礼をメールだけで送付できますので、送付する企業にとっては、手間が少なく、発送コストを削減できるメリットがあります。
上記は、代表的なデジタルギフトの送達方法です。
デジタルギフトの企業側メリットとは?
電子マネーやキャッシュレスの普及にともなって、キャンペーンやイベントの賞品や調査アンケートの謝礼などにデジタルギフトをプレゼントする施策も多くなっています。企業にとっては、発送費を削減できその分を賞品や謝礼に回せるのでギフトの価値も上がります。企業が販促活動などで、デジタルギフトを利用するメリットは多いと言えるでしょう。
- 発送コストが抑えられる
上記の当選者への送達方法にある通り、デジタルギフトはメールアドレスさえあれば、贈ることができますので、発送コストを抑えられます。
- 景品の在庫が不要
デジタルギフトは、広告主にCSVファイルデータで納品されます。リアルなモノである景品を輸送したり倉庫に入れることがないため、発送料や保管料を削減できます。
- 1円や100円といった少額な単位で額面を設定できる
デジタルギフトの額面を細かく設定できます。例えば、年号に合わせて「2022円分のデジタルギフトが当たります!」といった、ユニークな訴求ができます。
*デジタルギフトのプロバイダー(提供元)により額面設定の制限の違いがあります。
- SNSや印刷物でも送付もできるなど送達方法を選べる
上記にもご案内した通り、メールではなく、SNSアカウントを経由してギフトコードを渡したり、ギフトコードをQRコードに変換して、印刷して当選者の住所に手紙として郵送も可能です。
- WEB上のインスタントウィン(リアルタイム当選判定)キャンペーン用途
インスタントウィン型は、後日抽選型のプレゼントキャンペーンよりも参加率が高いとされています。デジタルギフトは、インスタントウィン型キャンペーンで当選者にその場で景品を渡すことができます。
*インスタントウィンでデジタルギフトを送付するWEB上のシステムを用意する必要があります
デジタルギフトの受け取る側のメリットは?
応募者であるお客様にとってWEB上でのキャンペーンは、スマホがあればすぐに参加できる応募しやすいキャンペーンです。景品が、デジタルギフトならば、メールアドレスを入力するだけなので、住所の入力の手間や個人情報に敏感な方の参加も促しやすいといえます。
- その場で受け取れる
デジタルギフトは、メールで受け取れるギフトなので、スマホを持っていれば自宅にいる必要はなく、外出先や移動中に受け取ってその場で決済できます。例えば、通勤中にメールでギフトを受け取って、ネットショップで欲しい商品を注文することが数分でできてしまいます。
- 店舗で受け取れる
コンビニエンスストア、大手ファーストフードや飲食チェーン店で、お好きなメニューの注文にデジタルギフトを使うことができます。値上げのニュースの多さから飲食に関する出費が気になる昨今、デジタルギフトは飲食代の節約にも役立ちます。
- 音楽や映画などの視聴もできる
映画やTVドラマ、音楽が、ダウンロードし放題のサブスクサービスを楽しむ方も増えています。数ヶ月分までのサブスク料金に変換できるデジタルギフトをもらえる魅力的なキャンペーンは応募率アップが向上できます。
デジタルギフトは、浮いた発送費用分を景品の額面へ回すことで賞品の価値も上がりますし、少額であれば多くの方が受け取れ、受け取るキャンペーン参加者にも多くのメリットがあります。
デジタルギフトの具体的な利用法とは?
メールなどオンライン環境が受け渡し可能な特性を持つデジタルギフト。その特性からさまざまな展開や利用用途があり、利用シーンに応じて応用展開も可能です。
- WEBキャンペーンで使える
デジタルギフトは、少額な単位で発注できますので、例えば、「Wチャンスで500円のデジタルギフトを1000人の方へ」といった副賞の対象に使いやすく、景品コストを抑えて多くの方に。
- スタンプラリーで使える
ショッピングモールなどの施設で、店内を回遊させるスタンプラリーのゴールでデジタルギフトを渡すことができます。ギフトコードを印刷した紙を用意しておきます。
デジタルスタンプラリー(詳しくは https://campaigncandx.jp/package/stamprally/ )でも、活用できます。
- 社内インセンティブに使える
例えば、営業成績の褒賞制度や仕事をサポートしてくれたチームの貢献度に応じて、デジタルギフトを配布するといった、社内インセンティブ制度に活用できます。
- アンケートなどの謝礼
商品の利用時の感想アンケートなどをオンラインで募る際、参加してくれたお客様への謝礼としてデジタルギフトを活用できます。
主なデジタルギフトの種類とは?
デジタルギフトには、大きく分けて3つのタイプがあります。
【1】電子マネーやポイントと交換できるタイプ
「○○ペイ」といわれるキャッシュレス決済の電子マネーをデジタルギフトとしてプレゼントするタイプです。
下記はPayPayギフトカードの利用条件です。お客様側で、スマホアプリをインストールする必要があります。
・導入プラン 1円単位で100万円未満まで PayPayポイントで加算
・利用店舗 加盟店 約366万カ所(2022年4月)
・最低料金 お問い合わせ
・手数料 お問い合わせ
・引き換え期限 納品日から最大180日まで
・提供会社 ヤフー株式会社・PayPay株式会社
*上記の他、au Payギフトカードの取り扱いもあります
【2】デジタルギフトを受け取ったお客さまがサービスを選択できるタイプ
デジタルギフトを受け取った方が、提携先のサービスや電子マネーと引き換えられるタイプです。下記はEJOICAセレクトギフトの利用条件です。QRコードを読み込んで専用のスマホサイト(ブラウザ)で交換可能です。
・導入プラン 500ID以上 選べるサービスの指定が可能
・交換可能なサービス dポイント、nanaco、WAON、Ponta、楽天Edy、Apple Gift Card、Google Play ギフトコード、NET CASH、図書カードネットギフト、JCBプレモデジタル、モバイルSuica、Vプリカ発行コード、リンベル イー・ギフト、HMV Gift Card など
・最低料金 お問い合わせ
・手数料 お問い合わせ
・引き換え期限 最長2年間
・提供会社 株式会社エヌ・ティ・ティ・カードソリューション
*ANAやJALなどのマイレージポイントと交換可能な Gポイントギフトの取り扱いもあります
<3>提携先チェーンの店頭商品と交換できるタイプ
デジタルギフトを受け取った方が、提携先のサービスや電子マネーと引き換えられるタイプです。下記は dgift の利用条件です。受け取る方が対象のSNSアカウントを持っていることが条件です。
・導入プラン SNS応募のシステムとセット導入
・交換可能商品、サービスブランド
・全国チェーン店
コンビニ商品、ファーストフード店、ビザ宅配、カフェなどの外食チェーン店
・金券/ギフトコード
Amazonギフト券、QUOカードPay、楽天ポイントギフトコード
デジコ、DAZN、出前館、花キューピットなど各種プリペイド など
※最低200円未満の商品から選択可能
・最低料金 お問い合わせ
・手数料 お問い合わせ
・引き換え期限 1か月から最長3年間まで引き換え商品・サービスにより異なる
・提供会社 株式会社デジマース
※上記は、各社ホームページの情報を編集・整理したものです。詳細はお問い合わせください。
当社では、キャンペーンサイト構築から、プレゼント景品の手配まで対応しています。
人気の調理家電といったモノで届くリアルな景品からデジタルギフトまで、多品種多数取り揃えております。
まとめ
デジタルギフトは、メールや会員サイトを通じて送付できる景品です。キャッシュレス対応のお店やオンラインショッピングの環境も整ってきている背景もあり、デジタルギフトの需要や活用機会も今後ますます増えていくと考えられます。
デジタルギフトは、景品調達からお届けまでオンラインで完結するため、企業の販促景品や謝礼ギフトなどに最適です。発送費や運用の手間も軽減できるために、WEBキャンペーンの主催する広告主様にとっては、業務の効率化やコスト削減を実現できます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。