みなさん、こんにちは。
ビジネスをしていると契約の中で様々な用途の印鑑が必要になってきます。よく一緒にされている銀行印と代表者印ですが、実は細かい違いがあります。今回のコラムでは、その違いや切り分けの方法をご紹介させていただきます。
また、当オンラインショップでは銀行印・代表者印を始め、豊富な種類の印鑑を取り揃えておりますので、是非ご覧ください。
目次
- はじめに
- 法人銀行印しかできないこと
- 使い分ける理由
- 商品のご紹介
はじめに
法人を設立するときは、法的な登記が必要であり、そのためほぼ全ての場合で会社実印が作成されます。一般的に、法人銀行印はこの代表者印と同じ印鑑を使用することができます。
しかし、法人銀行印と代表者印は、会社を運営する上で実は異なる目的で使用される印鑑です。
これらの印鑑を同じものとしてしまうと問題が生じる可能性があります。
使用目的の違いや法的な要件に注意することが重要です。法人銀行印と代表者印の違いを分からず使い分けると、様々な不都合を招く可能性があります。
そこで、法人銀行印と代表者印の違いや、法人銀行印を作成する際に留意すべきポイントについて紹介いたします。
「1本で済ませられるなら良いのでは?」
「法人銀行印が代表者印とどう違うのかわからない」
といった疑問にお答えします。
法人銀行印しかできないこと
法人銀行印は、主に会社が銀行取引や手形・小切手の発行時に使用され、経理部などが管理することが一般的です。一部の場合には代表取締役社長が法人銀行印を管理し、代表者印と同一の印鑑を使用することもあります。
また、法人銀行印の改印手続きは原則として代表者のみが行うことが許されます。この厳しい取り決めは、法人銀行印が会社の重要な資産を取扱うため、本人確認を確実に行う必要があるからです。改印の際には、旧銀行印、代表者印、印鑑証明書、登記謄本などの書類が必要です。
使い分ける理由
法人銀行印と代表者印を同じ印鑑として使うと、印鑑の紛失や盗難時には、会社の重要な取り決めができなくなります。例えば、銀行融資の際には銀行印だけでなく代表者印も必要となります。そのため、別々の印鑑を用意し、異なる場所で保管・管理することが重要です。これにより、内外のリスクを軽減し、円滑な会社運営を確保できます。
これらを使い分けることで、法的なトラブルや混乱を避け、会社運営を円滑に進めることができます。したがって、代表者印と法人銀行印は別々に保管し、使い分けることをお勧めします。
商品のご紹介
当オンラインショップでは法人銀行印と代表者印とも豊富な種類を取り揃えております。
是非、ご覧ください。