【徐々に普及しつつある紙製ファイル】
紙製クリアファイルの従来品との違い
普段ビジネスにおいて頻繁に使用するクリアファイル(クリアフォルダ)は透明色でプラスチック素材の物を想像しますよね。
ここ最近のビジネスシーンでは、環境への配慮からプラスチック素材から紙製素材のクリアファイル(クリアフォルダ)へ切り替えを検討する企業が増えてきています。
そこで今回はプラスチック素材と紙素材のクリアファイルについて、それぞれの特長をご紹介します。
【プラスチック製クリアファイル、クリアフォルダの特長】
ビジネスの定番アイテム。プラスチック素材のクリアファイルが最も多く普及。
素材はPP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテフタラート)が主流で、PET製のほうがPP製に比べ、厚みや硬さがある素材です。
重量は厚みによって異なり、0.1mm厚いと倍近い重量差があります。
厚さ 0.2mmで26g、厚さ 0.3mmで43g
PP、PET製どちらも熱可塑性樹脂のため耐熱性は低く、高温化では変形、収縮などが起きてしまいます。
常温環境下ではプラスチック素材は耐久性、耐水性があり、何度でも繰り返し使用できるという利点があります。
しかし、何度でも繰り返し使用できるという利点がありつつ、いつの間にか不要な使い古しが溜まってしまうということもビジネスシーンではよくある光景です。
プラスチック素材のクリアファイル、特に(PET製)はペットボトルからリサイクルされているケースが多くみられ、環境にも配慮している点が挙げられます。
ただし処分する際はプラスチックごみとして書類とは分別する必要があり、分別後焼却すればCO2(二酸化炭素)を排出します。
【紙製のファイルの特長】
令和の時代にあえて紙に回帰する?
ベース素材は上質紙を使用している事が多く、重量、厚み、硬さもあり比較的しっかりとした作りとなっています。印象としては、はがき用紙に近い厚みと手触りと考えたほうが良いでしょう。
サイズはA4サイズ。中にはA5サイズの取り扱いがあるメーカーもあります。素材は紙製のため、火気、水濡れ、衝撃には弱く、燃える、破れる等してしまうため何度も繰り返し使用する用途には向いておりません。
紙製ファイルはプラスチック素材のクリアファイルと違い、透明色でないためクリアファイルに収納したまま文書の内容を確認することはできません。
翻れば、見られたくない情報(機密文書、契約書、個人情報)が記載されている文書は紙製ファイルのほうが秘匿性に優れているといえます。
紙製ファイルの場合、プラスチック製素材と違い、インクや鉛筆の文字を載せやすく、書類を整理する際、直接ファイルに書き込んで分類したり、ファイルの内容物を示したりすることができます。
紙製ファイルは書類と同一素材のため、内容書類とファイルを分別せずにシュレッダーにかけることができます。また、シュレッダーごみは古紙としてリサイクルでき、シュレッダーせずに溶解処分する場合でもCO₂(二酸化炭素)排出量は極めて低いと考えられています。
比較表
紙製ファイルの活躍シーン
素材を変えることで目立つ、印象に残る。
紙製ファイルはまだまだ普及しておらず、ビジネスシーンで見かける機会も少ないかもしれません。多くの企業がプラスチック素材のクリアファイルを使用した資料の中で紙製ファイルを使用していると、その企業へ目を引く、印象を残す事に役立つと考えております。
企業のイメージアップ、SDGs施策に
元来、紙の持つイメージとは自然由来、リサイクル可能などの面で良いイメージを持たれるケースがあります。経済、産業活動において、資源の消費、廃棄等は避けられないものと考えます。小さな活動とはいえ可能な限り、地球環境に優しい素材に置き換えるという事は企業にイメージアップに役立ちます。
まとめ
従来のクリアファイルと紙製ファイルの違いをまとめると
- 繰り返し使用には不向き
- 重要書類の封入には最適
- 分別が不要
- 素材が目立つ
- 環境配慮で企業イメージがアップ
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