近年、防災意識の高まりとともに、人が集まる商業施設・公共施設・学校では、「安心・安全性」を考慮した掲示物が求められるようになっています。
防炎ロール紙は、火がついても燃え広がらない自己消火性を備えた安心のポスター用紙。防炎性能により安全基準を満たしながら、広告ポスターやイベント告知、フロアマップなど幅広い用途に活用できます。
さらに、ラミネート加工が不要なため工数も削減されます。安全性と効率性を兼ね備えた新しいスタンダードとして、印刷業者から注目されています。
防炎ロール紙とは? ― 火がついても燃え広がらない安心素材
防炎ロール紙は、大判インクジェットプリンター対応の防炎仕様ポスター用紙です。
火がついても燃え広がらない「自己消火性」を持ち、小さな火源に接しても焦げるだけで延焼しにくい構造。展示会・商業施設・学校・公共施設など、多数の人が集まる空間で安全に掲示できる素材として注目されています。
日本防炎協会の認定を取得済み。※1 消防検査や施設管理者からの確認にも対応できます。
※1 印刷後は、お客様にて日本防炎協会へ認定取得申請をお願いします。
なぜ防災シーンで「防炎素材」が必要なのか?
近年、イベント主催者や商業施設から「防炎仕様のポスター・掲示物」であることを条件とするケースが増えています。
その理由は次の通りです。
- 来場者の安全性確保:火災や避難時のリスクを軽減
- 施設運営の信頼性向上:防炎対応は「防災意識の高さ」を示す証明に
- 必須条件化の流れ:防炎・防災基準を満たさない掲示物は使用不可となる場合も
安全性を担保する掲示物は、もはや「差別化」ではなく「必須条件」となっています。
印刷業者にとってのメリット ― ラミネート不要で効率化
■ ラミネート不要で作業効率UP
従来のマット紙は耐久性を確保するためラミネートが必須でしたが、防炎ロール紙は印刷後すぐに仕上げ可能。
□ 資材コスト削減を実現
□ 納期短縮が可能
□ 作業工数削減を実現
これにより、印刷業者は効率的に案件を回せるようになります。
■ 防炎・防災対応で受注範囲が広がる
「防炎仕様でお願いします」という要望に応えられることで、
□ 展示会や商業施設の掲示案件
□ 学校や公共施設のポスター案件
など、幅広い案件を受注可能に。
結果として、“防炎・防災対応ができる印刷業者”として選ばれやすくなるのです。
発注者にとってのメリット ― 安全配慮と信頼性向上
防炎仕様のポスターは、発注者にとっても大きなメリットがあります。
- 来場者への安心アピール:掲示物まで防炎・防災対応することで、安全配慮企業としての評価につながる。
- 施設運営リスクの軽減:消防検査や防災点検の確認にスムーズに対応できる。
- 主催者の信頼性向上:防災の意識が高く、安全性を重視する姿勢が、顧客・利用者からの信頼度を高める。
防炎ロール紙のサイズとラインナップ
ダイオーミウラオンラインショップでは、防炎ロール紙を販売中です。
ポスター印刷に適したJIS規格サイズを揃え、A2からB0まで全6種類をご用意しています。
ロール紙幅とポスターの短辺が一致するサイズを選べば、無駄なく効率的に印刷可能です。
防炎ロール紙が選ばれる3つの理由まとめ
防炎ロール紙は、
- 安全性:火がついても燃え広がらない安心感
- 効率性:ラミネート不要で工数削減
- 信頼性:顧客から「防災意識が高い安全配慮企業」として評価
この3つを同時に叶えることが、イベント・商業施設・公共施設の新しいスタンダードです。イベントや商業施設、学校でのポスター掲示など、防炎ロール紙をぜひご活用ください。